秋がとても好きなので毎年早く残暑が去って秋がくればいいと思ってたのですが・・今年の夏は楽しすぎて。いや日本列島、記録的猛暑とか自然災害が多発して決して平和な夏じゃなかったのですが・・なにか暑さが衰えていくのが寂しいのです。
曲に恋するってことがままあります。
2018年初秋のいま、恋しちゃってるのが「Take Me to the carnival」という曲です。
このバンドが好きだとかメンバーの誰々が好きとかじゃなく、この曲自体が人格化し「恋愛感情」を持ってしまった・・。この曲のことばかり考えてしまう。考えるとドキドキする。切なくなる。もっと知りたい。いっしょに居たいと思う。
そのくらいワタシの心を掴んでしまった曲なのですが、この曲を作り出し演奏しているsonodabandはすでに解散してしまっています。しかしながら、まぁ曲に恋することは音楽好きなら分かってもらえることで、流行の音楽だけではなくて例えばクラシックの名曲やジャンル問わずタンゴでも民謡でも何でも。
男女の恋愛感情はやっかいな痛手、泥沼に発展することもありますが、音楽に恋した場合はその曲に惚れ込んでさんざん聴き込んで虜になったとしても関係がもつれることはありません。爽やかな清涼感を残して喉元を過ぎてゆくのです。
こうして恋愛対象にまで昇華してしまった曲は自分の外側でなく自分の中に存在するようになります。取り込まれて一体になるのです。いつでも脳内で再生できるし共に生きてゆける。自分のテクニックさえ伴えば・・ですがピアノで再現することもできます。自分のものになる感覚。
ここまでに好きになる曲はたくさんはありませんが出会えることはうれしい。待っていても訪れないので、やっぱり音楽は貪欲に探求してゆきたいと思っています。
あ、ちなみにこの曲の入っているアルバム「Shiftrise」すごく良いです!
「もうすぐ」という曲にも若干の恋しちゃってましてね~、この子なんとか自分のモノにしたい欲求が!「Take Me to the carnival」はとてもムリですが「もうすぐ」はなんとかがんばって弾いてみたいと思います。