長男チンくん14歳。学校で「思春期教室」というのがあるそうで、
「家族からのメッセージ」を書いてもらって提出すること、との宿題が出ましたので、
母親としてはまぁ、無口になって会話がギスギスしている最近のチンくんに宛てて、
手紙を書きましたよ!
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□□□□へ
小さめの赤ちゃんでぜんそく持ちで、強くなかった□□□□が、
ついにオカーチャンの背を追い抜き、青年らしくなってた。
保育園のころはなかなか歩くことができず心配したが、
それが今では陸上の選手。信じられない。
思えば□□□□はのんびりさんなのだ、成長が。
親になるのに、そうたいした覚悟はいらない。
子供を持てば、否が応でも子供といっしょに成長せざるを得ない。
子育ては自分育てだ。
中1のとき、□□□□が「子供は2人ほしい」と言った時にはおどろいた。
そう思える男子はそうそう居ない。素晴らしいことだ!
楽しいよ、子供と共に成長するのは。
そう思わせてくれたのは、他でもない□□□□だ。
今のうちに小さい子にたくさん接しておいてね。
将来の練習のために。
そして□□□□の子供たちに会えることを楽しみにしてるよ。
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これを読んだ子供たちから返事をもらえるそうだ。
チンくん、どんなことを書いてくるか、楽しみである。
中2って言ったら、自分はヒリヒリする心を抱えてひたすら暗い少女であった。
今は中二病などと呼ばれて、ことさらその不安定ぶりが注目される14歳という難しい年齢。
・・本当はこの時期を早く脱してほしいと思っている。過ぎ去るのが待ち遠しい。
扱いが難しいし、いろいろめんどくさいし、イライラする。
この身勝手な相手は、目線は自分より高いし、どうにも言うことを聞かない、思い通りにならない。
それでも、見放すわけにいかないし、責任ばかりが問われる。
醍醐味といえば、醍醐味でもある。
一旦離れても男の子はお母さんに戻ってくるよ、という先輩お母さんの言葉を信じて。